「スノーモンキーパス」でサルの温泉へ 長野電鉄「Go Toトラベル」対象版も

長野電鉄は、「地獄谷野猿公苑」入苑と長野駅からの鉄道・バス乗り放題乗車券がセットになった「SNOW MONKEY PASS (スノーモンキーパス)」の冬期版と、「Go Toトラベル」対象版を発売しています。

地獄谷野猿公苑で温泉に入るニホンザル(イメージ)
地獄谷野猿公苑で温泉に入るニホンザル(イメージ)

長野県山ノ内町にある地獄谷野猿公苑は、野生のニホンザルが間近で観察できる施設です。世界でここだけの「温泉に入るサル」の姿が海外からの旅行客を中心に人気を博し、「スノーモンキーパーク」として世界中に知られています。

2020〜2021年冬期の「スノーモンキーパス」は、2020年12月5日(土)〜2021年4月5日(月)まで発売されており、有効期間は購入日から連続する2日間です。長野電鉄全線(長野駅〜湯田中駅間)と、長電バスの「急行バス志賀高原線」(長野駅東口〜スノーモンキーパーク間)と路線バスの「志賀高原線」「上林線」(ともに湯田中駅〜スノーモンキーパーク間)が区間内乗り降り自由となります。長野電鉄線の特急列車にも追加料金なしで乗車可能です。また、有効期間中1回、地獄谷野猿公苑に入苑できます。

お値段は大人3,600円、子ども1,800円で、長野電鉄の長野・権堂・須坂・小布施・湯田中の各駅で発売しています。無人駅または取り扱いのない駅から利用する場合は、発売駅までそのまま乗車して後から購入することもできます。

長野電鉄の特急に使用される1000系「ゆけむり」は元小田急電鉄10000形ロマンスカー「HiSE」
長野電鉄の特急に使用される1000系「ゆけむり」は元小田急電鉄10000形ロマンスカー「HiSE」

また、上記とは別に、「Go Toトラベル事業」対象の長電観光による旅行商品「SNOW MONKEY PASS 【GoTo対象 1-DAY PASS】」も合わせて発売されています。発売期間は2020年12月5日(土)〜2021年1月31日(日)までで、有効期間は本件表紙の日付1日限りとなります。乗り降り自由な鉄道・バス路線と、野猿公苑への入苑は通常の冬期版と同じです。

旅行代金は大人3,500円、子ども1,750円ですが、Go Toトラベル事業による給付金(旅行代金の35%)分が割り引かれるので、実質支払い額は大人2,275円、子ども1,138円となります。さらに、大人用には地域共通クーポン1,000円分がついてきます。発売場所は長野電鉄長野駅のみで、6:30〜13:00まで発売されます。なお、Go Toトラベル事業については12月28日(月)〜1月11日(月)までの出発分に対し、適用が停止されることが決まっていますのでご注意ください。

「スノーモンキーパス」でサルの温泉へ 長野電鉄「Go Toトラベル」対象版も

長野電鉄では、来苑時にサルがいない場合でも払い戻しは行わないことを案内しており、サルの出没状況等について事前に地獄谷野猿公苑ホームページ(外部サイト)等で確認することを勧めています。